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放送事故。
*
まず最初に、高校生アカデミッククイズについて存じない方のため、ウィ●ペディア抜粋の簡略な説明を掲載させていただく。

>高校生アカデミッククイズとは、大日本テレビで毎年八月中旬に放送されるクイズのスペシャル番組である。
日本全国四十七都道府県の代表として予選を勝ち抜いた、各県の代表チームが様々なクイズ形式での勝ち抜け戦を行い勝敗を競う。

チームは同じ高校に通う生徒三人で一組となり、各チームごとに「チーム名」と各人の「ニックネーム」と付けるのが慣わしである。
これは、このクイズ大会の前身である「米国一刀両断ウ●トラクイズ」での愛称呼びを踏襲したものと言われている。
そもそもはウルト●クイズに出場できない高校生以下の学生にもクイズ大会を、という趣旨で開催されたが、現在は夏の風物詩として「クイズの甲子園」などとも呼ばれている。_(中略)

>近年は視聴率も衰退傾向にあり、一時期は番組の存続さえ危ぶまれたが、第24回大会~26回大会優勝の相仁第九(そにだいきゅう・通称ソニック)高校チーム「トリプルA」の三連覇と、それにかかる彼らの予想以上の人気振りから再び高視聴率をマークし注目を集めた。
特に25回大会は大日本テレビ開局50周年記念大会として例年以上に注目を集め、京都~東京間でのクイズの模様が二日間に渡って放送されたがいずれも最高視聴率30%以上をマークした。

>しかし、『三連覇アンサー放送事故』『空白の一ヶ月事件』等で番組自体の「視聴率崇拝」「クイズの実力ではなく、キャラクター重視の偏重」が問題となり、26回大会時の中心スタッフを解雇・刷新、引退していた初代司会者・福盛留吉が司会進行に返り咲き、中心となって番組のかつての姿であった「正統派クイズ番組」としての内容充実とクリーンな番組スタイルの復活にスタッフと共に尽力している。(以下省略)

『三連覇アンサー放送事故』。
これこそが二年前の事故=それは、まさかの「放送事故」であった。

その年、高校生アカデミッククイズは例年以上に注目を集めていた。
大会三連覇を同一チームメンバーで狙う相仁第九高校の三人、通称「トリプルA」は人気、実力共に人気を博し、当時は雑誌や新聞からも引っ張りだこ、テレビ局側としても彼らの日に日に上昇していく人気振りは予想を裏切るほどの好反響だったことを考慮し、この年だけ、決勝を「生放送」でやると事前に告知。更にバトルを加熱させるべく「トリプルA打倒」を合い言葉に全国都道府県のクイズ高校生を煽るような宣伝・広告を打ち、放送前から既にマスコミ報道にも異例とも言えるほどに話題に取り上げられ、彼らの知名度は更に加速、比例してプレッシャーや誹謗中傷、週刊誌の執拗な取材に追いつめられていった。

そんな超逆境の状況に置かれてなお、彼らは優勝した。

その戦いぶり…もとい、最後の方は対戦相手にばかり有利な偏った問題=グロ問責めに遭い、ほとんど庵一人が問題に答え続けているような状況下ではあったが、彼らは大方の予想を裏切り、優勝をものにした。
そんな彼らの戦い振りに視聴率は右肩上がりを続けたが、皮肉にも瞬間最高視聴率を収めたのは、件の「事故」の瞬間であった。

実は、彼ら「トリプルA」が優勝した時のために、最後にフィナーレの余興として、テレビ局はとある粋な演出を用意していた。
それは、優勝賞金と花束贈呈役を庵の恋人にしてもらう、というものだった。
大方、テレビ制作サイド側としては、優勝チームリーダーが彼女に祝福されて喜ぶ姿を収めたかったのだろう。
しかし、テレビ局の用意していた予定調和は、彼女の予想だにしなかった「報復」で見事に裏切られた。

贈呈式に現れた彼女の姿を見て、喜び駆け寄ってきた庵に対し彼女が取った行動は、

花束を颯爽と宙に投げ捨て、
真っ赤なバラの花びらが舞う中の、

見事なカウンターパンチであった。

後方へあられも無く吹っ飛ぶ庵。
突然の彼女の暴挙に腰を抜かして只ポカンと見上げた庵を、彼女はテレビに映っているのもお構いなしに、仁王立ちで憤怒を露わにした。


『な、なんで…どうしてこんな事するんだ!俺、お前のためにも…』
『思い知った?このクイズおたく』
『え?カズミ今なんて…』
『デートはいつも図書館、
しかも私をほっといて自分は山のように読書するばっかり!
たまに買い物に付き合ってもらっても、気がついたら流行のチェックばっかりで私のコーディネイトなんか見向きもしない!
天気の話をしても、テレビのドラマの話題を振っても、いっつもいっつもクイズの問題の事ばっかり気に掛けてなかった?
クイズの事ばっかり考えて、毎日上の空な彼氏に付き合う、隣に座ってるだけの彼女の気持ちなんて考えた事なかったでしょ!!
そう、いっつもクイズ、クイズ、クイズの事ばっかり!!
私が横にいても、いなくても、全然マイペースですっごいむかついてたの、気付いてた?』
『え、そ、それは…』
『ああ、もう我慢出来ない!!
普段着がハンパなくダサいTシャツなのも、ちょっと何か知ったらすぐに訳の分からない専門用語ばっかり一方的に喋って激しくキモイのもずーーーっと我慢してたけどもう限界よ!
挙げ句テレビであんたみたいなのの彼女だって晒されるくらいなら、あんたの秘密全部暴露してキッパリ別れてやるんだから!!でも、その前に…』
『その、………前に?』
『………もう一発殴らせろおおおおおおおおおおおおおお!!!!死ねえええクイズおたくううううおらああああああああああ!!!』
『イヤアアアアアアアアアア!!たたたたすけて晶あああ!!!あ、ちょおまあうわああああああああああらめえええええ!!!!』


当時、般若も鬼神もかくあらんやと言わんばかりの憤怒の形相で追い回す庵の彼女と、逃げまどうもすぐに捕まり、ありとあらゆるプロレス技を決められ醜態を晒す庵、その隅っこで止めに入ろうとする晶とそれを必死に止めるチームメイトの悲哀に満ちた光景が延々十分近く流され、会場は一気に祝勝ムードから阿鼻叫喚のワンサイドデスマッチと変じ、それを生暖かく見守る観客の歓声と嬌声がテレビの向こうのお茶の間を凍りつかせた。


『剥いてやる!!お前の腐った根性ぜんっぶ剥いてやるうううう!!!』
『やめ、やめろおおカズミお願いだああ!!謝る!謝るからっ!!!』
『聞くかああぼけえええ!!この骨砕きコブラツイストで済んだと思わないでよね!?この日のために習得した復讐プロレス技、百八つまであるのよ!
二年間の孤独と屈辱、たっぷり楽しませてあげるっ!!』
『死ぬ!死ぬ!やーめーてええええ!!!ごめんなさっげふっげふんげふん』

『あ、阿古屋離せ!庵このままじゃあ殺されるって!』
『安住行くな!今のあいつには、お前のハリセン如きじゃ相手にならねえ!このまま行けばお前も餌食にされるだけだっ!…って、うわああ!こっちに来るな庵!安住逃げるぞうわああ、あ、アーッ!!』



終いには晶が身の危険を感じた友人に取り押さえられているのをいいことに、彼女に庵は半裸にされ、ダサイ花柄のトランクス姿まで晒してしまっている。
この流れに唖然となっていた放送サイドのスタッフも、ここで我に帰りようやく彼女の暴挙を抑えるも、そのまま番組提供まで時間を潰してしまったという、伝説の「アカデミッククイズ放送事故」事件である。
当時、テレビ局には非難や苦情の電話が百から千単位で殺到し、某巨大掲示板のスレッドは猛烈なスピードで消費され、翌日までスレを伸ばし続けたという逸話が残されている。
ちなみに、この映像は今も各動画投稿サイトで検索すれば必ずヒットするほど優秀な「ネタ素材」としてこちらでも伝説になっている。












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