3373plug-in

8-2の続きです。

※ツン子は酔い潰れたあんちゃんに何か思う所があったようです。

*

翌日の昼前。

デフォ兄「………・・・・　ん…　　あれ…　　　？」
あんちゃんはようやく目を覚ましたようです。

兄「あれ、俺…ああそうか、全然勝てなくて酒呑んでくだ巻いて…あああもう何やってんだよ俺はぁ！…やっちゃった…orz …おえっぷ気持ち悪ひ…」

ゴトリ…
兄「ん？」

いつものせんべい布団の上で起きると、枕元に何やら白い箱と置き手紙。
手紙の表書きには「あんちゃんへ」の、可愛い見慣れた丸文字が。

兄「これはツン子の文字…ま、まさかこんな俺に愛想を尽かして家出したんじyaｓｘｃｄｆｖｇｂｈんｊｍｋ…おっおっおけおけ、落ち着け自分負けるな自分、と、とりあえず手紙読まないと…そ、捜索願はそれから…」

おそるおそる、兄ちゃんは手紙を開封しました。

兄「…」

『あんちゃんへ

本当は、一回きちんとした手紙を書いてたけど、もう一回書き直しておいておきます。』

『前略　　あんちゃんへ。
今日は父の日ですが、ツン子にはおとうさんがいません。あんちゃんがむかしどこかへ行っちゃったんだよって言ってたけど、父の日だから会えないかなと思って、お話に聞いた所を探しに行きましたが会えませんでした。会えたら、ツン子や兄ちゃんといっしょにご飯食べて欲しかったけど、お父さん見つかりませんでした。ごめんね兄ちゃん、ツン子は探偵さんじゃないから分からなかったよ～…』

兄「…」

『…だから、ツン子は毎日お父さんの代わりにがんばってるあんちゃんに、プレゼントを買ってきました。アルバイト先によく来る探偵のお兄さんや、iceさんにたずねて買ったのでカッコいいのが買えたと思います！！夏向けの、裏がメッシュになってる探偵さん用のコートです。これで今年の夏はすずしいよぉ～』

兄「………」

『ツン子も、あんちゃんが好きです。大大大好きです。だから、あんちゃんがもっとがんばれるようにツン子もがんばります。お酒飲みすぎないで、これからも元気でいてください！かしこ。
ツン子より』

兄「………ｳｯ…」

『追伸：中の人に聞いたら、あんちゃんはツイてないからカード更新の時にデータがクラッシュしそうで怖いからトーロクしておいた、ツン子はその点心配ないだろうと言ってました。だから、あんちゃんにケータイあげて下さいって言ったらいいよって言ってました。番号も教えてもらったので、今度から、バイトの帰りにはそっちに電話します。大事に使おうね☆オウエンしてるよ～』



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兄「ツン子…ツン子おおおおお…あんちゃん間違ってたよう…ごめんな、ごめんなあああ」


「（おーい！隣ワンワンうるせえぞーーー！！）」

兄「ヒッ！…ぐす…ヒック…ツン子ありがとな…あんちゃん、頑張るよ…ぐすぐす」

決心しては、すぐにくじけてしまうへたれな自分を自戒しつつ、今日も頑張ろうと思うあんちゃんであった…。

*
兄「ところで…ツン子の手紙に出てきた探偵…これ、ギリジンさんじゃないな…だってビップのお兄さんって呼んでるもんな…一体誰だったんだろう…それにチーム…どうしよう、色々声かけていただいてるし、もうちょっとだけ考えさせてもらおっか…」

悩みの種の尽きないあんちゃんであった。

※追記
なんかもう、色々と多方面の方々に対して長々とすみませんすみませn(ry…。
と言うわけで、ようやくケータイ更新できましたのでご報告させていただきました。
白ロムって便利…色々アドバイスいただいた皆様に感謝の意を申し上げます。
最後のくだりは…ご想像にお任せしますw喫茶店だし、他の探偵さんも来るだろうと思って書いただけですので…。

問題ありましたら、又コメントかメールでご連絡下さいませ。
ハチヤでした～。