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ゲーム二次創作中心ブログ。 更新まったり。作品ぼちぼち。

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【宴席編その2】

引き続きまして、

「二人のビビビについて」
「岡山がどこの地方かすぐ言える人は凄いと思うんだ」
「薩摩vs備中 長崎美人編」

の三本立てでお送りいたします。
*

「おいしー!」「んめー」「あ、それ取って取って」「いーよー」

………
………

夏彦「よしお前等、少しは腹も膨れただろう?一応、全員集まった事だし、簡単に自己紹介するか」
全員「はーい」
庵「んじゃヒゲ先輩から」

夏彦「え?俺からか?…仕方ねえなあ。ああと、アーサー国際大学院生の安藤夏彦だ。環境科学専攻、よろしくな」

全員ささやかに拍手。

庵「ヒゲ先輩、質問でーす。麻美さんとの馴れ初めは何ですか!」
夏彦「馴れ初めとか言うなコラ!!麻美さんに失礼だろうが!!
麻美「えー、別に?」
夏彦「………」

麻美「…そもそもはね、私のすぐ上の姉さんと、夏彦さんのお兄さんが職場結婚したからなのよ」
晶「すぐ上って事は…何人兄弟なんですか?」
麻美「若草物語と同じ、四人姉妹よ。私はエイミーで、結婚した姉はベスね」
晶「麻美さんが末っ子なんですか?意外だな…」
夏彦「…聞いた話によれば、派遣社員として兄貴の会社に来たお姉さんと一目会ったその日に意気投合して、一年後には結婚しちまったんだよ。今じゃ娘もいるぞ」
庵「ビビビ婚だったんですね、分かります」

夏彦「…否定出来んから困るんだよな…。
元々実家のあった島根は引き払ってるし、帰省する先も兄貴の家がある神戸だから、娘さんの相手は別にいいんだが、一目を盗んでベタベタイチャイチャされんのはなあ…いや、ケンカしてるのよかずっとマシなんだが、いつまでも新婚さんみたいなのはちょっと…」

麻美「あら、あれがいいんじゃない。ウチの実家みたく、魑魅魍魎みたいな親戚が近所にいるよかバカップル夫婦の方が居心地良いわ」
敦「ち、魑魅魍魎って…そんなに親戚と仲悪いんですか?」
麻美「うん、だから実家は北海道だけど、帰省するのは神戸の姉の家の方よ。いつも夏彦さんと一緒に帰るし。荷物重たくなってるから(笑)」

のどか「あれ?先輩って北海道出身だったんですか?」
麻美「そうよ、なまらでっかいジャガイモ王国出身。だからかしらね、茜ちゃんも東北出身だから馬が合うのかも」
茜「ボクは秋田だし、麻美とは色々通じる所もあってさ…。のどかは香川で、杏奈が長崎で、藍子は…」
藍子「長野だよ~!レタス作ってるよ~ねえねえ、ヒゲさん以外はみんなどこ出身なのかな~?」

敦「僕は新潟です」
大輔「博多生まれの鹿児島育ちだけど」

庵「まあ俺らは」晶「言わなくても分かると思うけど」

藍子「えーとお、どこだっけ?」

場に、静かな沈黙が流れた。

のどか「(藍子ちゃん…)
杏奈「(さっきサインもらってたんじゃ…)
茜「(アカデミッククイズに出てたんだから、出身県はバレバレだろうが!)

晶「えーとあのー何て言ったらいいんだろ
庵「ごめんなさい…こんな時、何て言ったらいいか俺にも分からないの…知らない?岡山だけど」
藍子「ああ岡山かあ!うん、知ってるよ!桃太郎さんと吉備団子の県だよね!」
晶「うんそうそう」
藍子「良かった、合ってたよぉ~♪ …九州だっけ?

庵は コーラで むせている!!
夏彦は カルピスで 咳き込んでいる!!
大輔は 盛大に 芋焼酎を吹いた!!

大輔「アホかこの宇宙人はぁ!!九州な訳なかろうが!!岡山は中国地方!広島と神戸の隣!!九州には大分はあっても岡山はねえ!!」
敦「あああ、おおお、落ち着いてくださいっ!!大輔さん!!(まだ宴会は始まったばっかりですから!)」
大輔「ぐっ…すまん(落ち着け俺、今日は俺単なる頭合わせなんだから自重、自重…)」

晶「まあ、いいんだけどね」
庵「バカ日本地図でも即神戸に吸収されてたしね。この知名度で政令指定都市目指してるんだから、なんつーかもう」
晶「それ以前に、烏城と後楽園、美観地区以外に珍しいものもないしね(後楽園近辺は個人的に好きだけど)」
庵「ですよねー」

(話は自己紹介から脱線し続けます)

宴もたけなわになってまいりました。

のどか、お弁当を紙皿に取り分けながら、それとなく庵の隣に。

のどか「庵君、こ、これどーぞ」
庵  「あ、お肉(*´ω`)ありがとー」
のどか「…ごめんね、庵君」
庵  「え、何が?」
のどか「いやその…藍子ちゃん」
庵  「ああ!いいのいいの、気にしないし気になるような話じゃないし!…ののちゃん、香川だよね?どこらへん?」
のどか「実家?屋島だよ。製麺所やってるの」
庵  「源平合戦のあったとこだね~」
のどか「うんそうそう!…ウチね、おじいちゃんもお父さんも歴史小説好きだから、そういう話小さい頃からとっても好きなんだ」
庵  「俺も~。扇の的とか格好いいよね。製麺所っていうのはさぬきうどん?俺、大好きだぜ」
のどか「本当!?ならまた今度作ってあげるよ!…」

傍らで生暖かく見守るカップル一組。

晶 「(庵、良い感じだ…珍しく健闘してるな、頑張れよ…)」
杏奈「(ののちゃん、頑張って…)」

そこへほどよく出来上がった乱入者が。

大輔「お前等、何黙ってメシ食ってるの?」
晶 「へ!?あ、いやいや悪い悪い。…ささ、杏奈さん何か飲み物要りません?実は、以前実家でもらった(本当は料理酒にすると言って持ち帰った)高級ワインもありますが」
大輔「もう飲めるのか?なら芋焼酎…」

ぶつかりあう、男と男の視線。

晶 「それ、人を選ぶと思うから止めた方がいいと思うけどなぁ?(指差す→芋焼酎)」
大輔「最近は女でも飲むけど?飲まずに言うのもどうかと思うけど?」
晶 「僕まだギリギリ十九なの。というかね、大輔さんなんで用意良くそんなもの持ち込んでぐびぐび呑んでるのさ!」
大輔「世話になってるラーメン屋の親父にもらったんだ!地元でしか出回ってない一級品だぞ!つか、それ言うなら何でお前は先に場へ出したジュース以外にアルコールを懐に忍ばせているのかと小一時間(略)」
晶 「そ、それは…(女性のニーズにお応えできるよう、いつでもあらゆる場面を想定し準備だけしておくのは合コンの心得だからさ!)」

杏奈「あのー…」

晶・大輔「はいっ!」

杏奈「私、誕生日まだなんで、お酒は遠慮させていただきますね」

晶・大輔「はっ、はいっ…」

晶、大輔共にちょっぴり肩を落としたのはいうまでもない。

晶 「(くそっ…今日の宴会、敵はいないと思ってたのに思わぬ伏兵が…!)」
大輔「(安城杏奈…またとない機会だからな。猛アピールしてやるぜ…)」

杏奈「お酒は、多分茜先輩の意向なんだと思います。お花見の事を実家のお父さんに電話でお話したら、昨日の夕方、蔵一番の大吟醸送って下さったんですって」
晶 「蔵一番?」 
杏奈「茜先輩のお家、秋田では有名な酒蔵なんだそうです。だからなんでしょうね、普段はきさくな方なんですけど、礼儀作法には一番厳しいんです」
大輔「へ~…(顔に似合わず…)…失礼ながら、杏奈さんの実家は何を…」
杏奈「ウチですか?長崎で貿易商をしてます。小さい会社ですけど、祖父の代からずっと骨董品やアンティークを輸出入してますよ」
晶 「いいですね~(イメージピッタリだ…)」
大輔「長崎は港近いから、よかとね。佐世保の方?」
杏奈「はい、そうです」
大輔「だよな!長崎は島も多いし航路発達してるからな~」
晶 「(…くっ、九州の地元で親近感アピール作戦か!)」
大輔「(ふん、たかがボンボンに負けてたまるか!)」

晶 「大輔さん、お酒臭いですよ自重した方が」
大輔「お前のイヤミほどねちっこくないから平気」
杏奈「煮物美味しいですね~」

庵  「ある意味杏奈さんって」
のどか「最強かもね」

【もういっちょ続きます】












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