今日はスポーツタワーだった訳ですよ奥さん!
↓
↓
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テッテッテッ…
ツイン妹「はふう~…今日はバイト早く上がらせてもらったよ~…
あんちゃん、昨日の今日でプロから降格しちゃったって聞いたし、絶対落ち込んでるに決まってるよ~…ああどうしよ~、首つりしかかってたらホラーだよお~…
デフォ兄「拝啓ツン子へ 鬱です。
あんちゃん先立つけど、貯金残高残してやれなくてごめんなごめんな」
…って!そんなの絶対ダメだよぉ!
うわああああ急いで帰らないと!おあげさん買ってる場合じゃなかったよぉ!」
テッテッテッ…
ガチャリ キー バタムッ
「あんちゃ~ん!!」
「おや、お帰りツン子。今日は早かったね( ´ω`)」
「・・・あれ、あんちゃん元気…?」
「どうしたんだい、そんなにゼーハーして?…ま、まさか変質者に襲われかかったとかじゃないのか!?よしきた任せろ、あんちゃんへたれでも探偵のはしくれだからな。まずはそいつの特徴とか着衣とか怪しげなオーラとか克明にあんちゃんに言ってごらん?怖くなったり、嫌な事は言わなくていいから、一個ずつきちんと…」
「ちち、ちっがうよお!…って、あんちゃん、そのおでこ…」
「ん、ああ、これか…そうなんだ。見ての通りなんだ。
プロ降格したんだ、あんちゃん。
で、その時脳天にタライみたい文字落とされて、こうしてでっかいコブ作ってる訳だが」
「あいたたた…痛そうだよ~⊂(・Д・`)ナデナデ…」
「ああ、有り難うねツン子…あんちゃん、お前のハンドパワーで超今癒されてるわぁ」
「ねえあんちゃん…」
「ん?どうしたいツン子。そんな悲しそうな顔しなくたって、あんちゃんコブなんか平気だぞ」
「いや…落ち込んでるのにカラ元気してない?ツン子には正直に言って欲しいよ~…」
「うん、落ち込んでるよ。でもねツン子」
「うんうん」
「あんちゃん、いつの間にか目標達成出来てたのに気がついたんだ」
「…目標」
「そう。元々、俺達の中の人ってやる気なしだっただろ?だから、最終目標は『一回でもいいからプロになったらいいな』だったんだ。だけど、今回ラッキーで達成出来ちゃった訳」
「ありゃあ、本当だねぇ」
「でもな、あんちゃん今はもっと上を目指したいんだ。またプロになれるかどうかも分からないヘボヘボだけど、あんちゃんちょっとだけ大きな目標を持ってもう少しだけ頑張ろうと思ってる。
それは、勿論、ツン子と一緒にな」
「あんちゃん…」
「俺が試験期間中、ずっとバイト三昧でろくに回答席に立たせてやれなくて、ゴメンなツン子。こないだ、久しぶりに回答席に立ってるお前見て、何で自分がすぐに降格したか分かった気がした。
お前があんなにはしゃいでるの見てさ、俺そんなに我慢させてたか…って、実は枕に突っ伏しながら凄い反省してた。
だからさ、今度は一緒に、頑張りたいんだ。 いいかな?」
「あんちゃん… 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン」
「えーっ!ちょ、なんで泣くのツン子!泣かせるつもりなかったのに!ちょっちょ、は、ハンカチハンカチ!はいブーしてブー!鼻詰まったら辛いから!」
「ああんもう、そんな子供じゃないよう!…あんちゃん、今日ツン子が美味しい煮物作ってあげるよ~あんちゃんの好きなおあげさん、たくさん入れるからね~」
「そっか…ありがとうなツン子。あんちゃん、残さず食べるからな…」
二人並んで煮物をつつける幸せを噛み締めながら、新たな目標にぼちぼち進む二人であった…。
兄:十段修行中 妹:目指せS昇格
テッテッテッ…
ツイン妹「はふう~…今日はバイト早く上がらせてもらったよ~…
あんちゃん、昨日の今日でプロから降格しちゃったって聞いたし、絶対落ち込んでるに決まってるよ~…ああどうしよ~、首つりしかかってたらホラーだよお~…
デフォ兄「拝啓ツン子へ 鬱です。
あんちゃん先立つけど、貯金残高残してやれなくてごめんなごめんな」
…って!そんなの絶対ダメだよぉ!
うわああああ急いで帰らないと!おあげさん買ってる場合じゃなかったよぉ!」
テッテッテッ…
ガチャリ キー バタムッ
「あんちゃ~ん!!」
「おや、お帰りツン子。今日は早かったね( ´ω`)」
「・・・あれ、あんちゃん元気…?」
「どうしたんだい、そんなにゼーハーして?…ま、まさか変質者に襲われかかったとかじゃないのか!?よしきた任せろ、あんちゃんへたれでも探偵のはしくれだからな。まずはそいつの特徴とか着衣とか怪しげなオーラとか克明にあんちゃんに言ってごらん?怖くなったり、嫌な事は言わなくていいから、一個ずつきちんと…」
「ちち、ちっがうよお!…って、あんちゃん、そのおでこ…」
「ん、ああ、これか…そうなんだ。見ての通りなんだ。
プロ降格したんだ、あんちゃん。
で、その時脳天にタライみたい文字落とされて、こうしてでっかいコブ作ってる訳だが」
「あいたたた…痛そうだよ~⊂(・Д・`)ナデナデ…」
「ああ、有り難うねツン子…あんちゃん、お前のハンドパワーで超今癒されてるわぁ」
「ねえあんちゃん…」
「ん?どうしたいツン子。そんな悲しそうな顔しなくたって、あんちゃんコブなんか平気だぞ」
「いや…落ち込んでるのにカラ元気してない?ツン子には正直に言って欲しいよ~…」
「うん、落ち込んでるよ。でもねツン子」
「うんうん」
「あんちゃん、いつの間にか目標達成出来てたのに気がついたんだ」
「…目標」
「そう。元々、俺達の中の人ってやる気なしだっただろ?だから、最終目標は『一回でもいいからプロになったらいいな』だったんだ。だけど、今回ラッキーで達成出来ちゃった訳」
「ありゃあ、本当だねぇ」
「でもな、あんちゃん今はもっと上を目指したいんだ。またプロになれるかどうかも分からないヘボヘボだけど、あんちゃんちょっとだけ大きな目標を持ってもう少しだけ頑張ろうと思ってる。
それは、勿論、ツン子と一緒にな」
「あんちゃん…」
「俺が試験期間中、ずっとバイト三昧でろくに回答席に立たせてやれなくて、ゴメンなツン子。こないだ、久しぶりに回答席に立ってるお前見て、何で自分がすぐに降格したか分かった気がした。
お前があんなにはしゃいでるの見てさ、俺そんなに我慢させてたか…って、実は枕に突っ伏しながら凄い反省してた。
だからさ、今度は一緒に、頑張りたいんだ。 いいかな?」
「あんちゃん… 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン」
「えーっ!ちょ、なんで泣くのツン子!泣かせるつもりなかったのに!ちょっちょ、は、ハンカチハンカチ!はいブーしてブー!鼻詰まったら辛いから!」
「ああんもう、そんな子供じゃないよう!…あんちゃん、今日ツン子が美味しい煮物作ってあげるよ~あんちゃんの好きなおあげさん、たくさん入れるからね~」
「そっか…ありがとうなツン子。あんちゃん、残さず食べるからな…」
二人並んで煮物をつつける幸せを噛み締めながら、新たな目標にぼちぼち進む二人であった…。
兄:十段修行中 妹:目指せS昇格
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