3373plug-in

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デフォ兄「もぐもぐ（美味い）」
ツイン妹「んぐんぐ（美味しいよぅ）」

「んぐ…」

「むぐむぐごっくん…ってあんちゃーん！喉に詰めてる詰めてる！いきなりクライマックスだよぉ～！！！はっはい、お茶、お茶～！」

「んっがぐっぐ…（ごくごく）
…ふう。
ありがとなツン子、あやうく兄ちゃんドーナツで死すとこだったわ…（いかんいかん、つい美味しいとガッついてしまう…iceさん、栗お兄さんマジ美味いです。有り難うございます…）」
「すっごいビックリしたよぉー…はふぅ～」
「いやはや、ゴメンなツン子。兄ちゃんドジっ子死にするとこだったわ」
「すっごい駄目駄目だよぉ～」

「ゴメンゴメン（；´ω｀）しかしツン子、これがグルメなウェイトレスさんの味なんだな…（俺、チャーハン作ってもひーちゃんライスになっちゃう腕前だかんな…あれ、本当に大丈夫だったのかなあ…）」
「お上品かつまったり、しかも揚げてあるのにしつこくない！やっぱり凄いよぉ～…」
「そして季節の旬も取り入れてあるんだよツン子。お見事だねぇ…いいかい、これが真のウェイトレスさんのお味だから、よく噛み締めて覚えておくんだよ」
「うん！分かったよ～」
「こうして食べると、俺達との差は歴然だったな…腹痛起こしてないなら一安心なんだが、問題はなんつーか、こっちだね」

兄ちゃんの視線→ちゃぶ台の上にたんと山の如く盛られているサツマイモの茶巾絞り（失敗含む）

「この中秋の名月の供え物状態な芋団子の小山、どうするかな…冷凍しても、非常食としかいいようがない失敗作もあったし…」
「むー…だ、だってえ！ドロドロになったり、加熱し過ぎて干涸らびちゃったのもあるしい…味付けも塩と砂糖間違えたのもあるしい…うっ…だって…だってぇ…」
「ああ！ごっゴメンツン子泣かない！泣いちゃ駄目！大丈夫！兄ちゃん一緒に食べるからな！捨てるのもったいないもんな！！兄ちゃん、ツン子の作ったモノ、今まで残した事あったか？ないだろ？大丈夫だって！」
「ひっくひっく…ゴメンねあんちゃーん…ツン子も毎日食べるよぉ～」
「ああもう泣かないの…ほらティッシュ、ちーんしてちーん」

「（ずぴーむ）←鼻をかむ音」

「あんちゃん」
「何だい」

「ツン子、頑張ってウェイトレスさんなるよ～」
「うん、応援してるよ（ナデナデ）」

「ありがとだよ～（お姉さんのお手伝いも、また出来るようになったらいいな…）」

「（＊´ω｀）（ツン子のいい笑顔は、明日への活力だな…）ささ、そろそろ銭湯に行って、床のお支度しようかな…お団子はお弁当箱にめいっぱい詰めて、後は冷凍しておくからね。そうそう、忘れず寝る前に、歯磨きとトイレ、済ませておくんだよ。歯医者さんは痛いしお金もかかるからね」
「うん！今晩も勉強して寝るよ～！すっごい頑張るかんね～」
「うんうん（可愛いなあ…）」

その後。
こないだの金一封の残金で買ったスタンドライトを枕元につけ、お互いに探偵小説「榎木津なにがし」と「ミスター●っこ」を読みつつ、秋の夜長をまったり過ごす兄妹でありました…。

※myuuさん、ドーナツ有り難うございました～。GPのお話も参考になりました！重ねて御礼申し上げます～ﾉｼ。