3373plug-in

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ツイン妹「あんちゃんただいま～」
デフォ兄「はいお帰りツン子。最近冷えるねえ」

妹「うん、だけどあんちゃんの買ってくれた腹巻きのお陰で寒くないよ～」
兄「そうか、そいつは良かったな…（＊´ω｀）」

「ところであんちゃん、最近お仕事どしたの～？いつもお家にいるのは嬉しいけど…」
「あ、ああ…大丈夫、大丈夫だから心配いらないよツン子。最近近所に悪い狼さんが出るそうだからね、兄ちゃんちょっとばかし警戒中なのさ…（言えない…中の人が残業に加えて月末まで金欠でゲーセンに行けなくなってるなんて言えないっ…）」

「ふ～ん…で、あんちゃ～ん」
「何だいツン子」

「それなーにー？」
「ああこれ？カボチャ」
「丸々一個だねえ～おっきいよお～」
「大家さんがハロウィンだからって、田舎から送ってきたカボチャ一個くれたんだ。これで、今日はシチュー作るんだぞ。兄ちゃんはりきってタマネギに鶏もも肉ににんじん買ってきたからな！今日のは美味しいぞ～」
「うわ～いやったよぉ～（＊＾∀＾＊）…でもあんちゃ～ん」
「何だい？」

「それ、どんぐらいくりぬくのに時間かかる～？」

「・・・・・一昼夜？」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

「おっきいもんね～…超どでかぼちゃだよ～…（どうやってお部屋に入れたんだろ～…）」
「う、うん…でも、味はいいって。だから兄ちゃん、頑張ってくりぬくから…」
「でもでも、このままじゃお布団敷けないよ～…」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

「ツン子もスプーンで手伝うよ～」
「そっか、ごめんなツン子…あんちゃん何でも一人で出来ない子でごめんなごめんな。折角寒空の下バイトから帰ったのに温かいシチュー作ってやれなくってごめんな…(´；ω；`)ｳｯ… 」
「あああ！あんちゃん泣いたらダメだよぉ～！さあ、ぐりぐりくりぬくよぉ～！」

その後、ツン子の閃きで、くりぬき終わっていたちょこっとのカボチャと具材を煮込んだシチューを食べた兄妹は、その日の夜遅くまでぐりぐりぐりぐりと、カボチャをくりぬき続けたのであった…。

兄：翌日超筋肉痛　妹：翌日超寝坊