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ゲーム二次創作中心ブログ。 更新まったり。作品ぼちぼち。

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密室の呟き。
*
あたまいたい。
精神的に追いつめられると、いつも頭痛に悩まされて、判断力が低下する。
いつもそう。そして、周囲に振り回されて、巻き込まれて、あたふたして。
僕、何でいっつもそんなんなんだろう…。
榎本はホテルの一室に軟禁されて数時間、妙案も思いつかずにただただ部屋の中を右往左往してばかりいた。
こんなんじゃ、このままじゃいけない。
だって、今回は人の命がかかってる…。
対シャドウ戦闘員チームにいた事で、シャドウは怖くなくなったが、未だに人の死を直視するのは怖い。
それに、まだ救える命を見殺しにするなど医者としてするべきことでは絶対無い、と榎本は常日頃から思っていた。たとえ、相手が人間でなく、悪魔であったとしても…今の自分にしてみれば、双葉は恩義のある先輩の養子としか思えないのだ。

『なあ、榎本。あいつちゃんと勉強してんの?飯食ってるか?』
『…ああ、そうなんだよ。
あいつ、俺が教えたはずないのにすっげえ礼儀正しいんだよな。…見ててびっくりするぜ』
『…ん?あいつが何好きかって?親子丼。ハンバーグもか?
まあ、安くて美味いもんなら何でも好きだぜ。ああ、後プリンはマジで喜ぶな』
『あいつ、ちっさい頃に一度俺に弁当作ってくれてさ。
卵焼きとウインナー入ってたぜ。タコのやつ。感動した』
『…榎本。
堂島にも一応声掛けておいたんだが…双葉の事、頼むぞ。
俺の持ち物は全部あいつにくれてやっていい。
お前も要るモンがあるならやるよ。
だから、俺が死んだらあいつが路頭に迷う事の無いよう、取りはからってくれないか?…あいつを、守ってやって欲しいんだ…』
いつも、何を聞いても、返ってくるのは、双葉君の事ばかり。
何でも茶化してはぐらかしてばっかりの、飄々としていた主任は、いつしか普通の父親になっていた。

分かってますよ、先輩。
双葉君は、僕が守って見せますから…。












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