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ゲーム二次創作中心ブログ。 更新まったり。作品ぼちぼち。

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「二〇〇九年度・年越し協会員全体会議」
~2009年オールナイト反省会 とりあえずお前とお前は体育座り~
(年越しソバ支給・飲み物各部所にて要手配)※おやつは1,000円まで

●参加協会員一覧

・自然科学班 フェルマー(モヒ)キュリー(ポニ)エリオン(ショート)
・語学文学班 アジモフ(デフォ)ウェルズ(ヒゲ)クイーン(ショート)
・歴地社班  アレキサンダ(ロン毛)ボナ(ヒゲ)パルト(糸目)マルグレーテ(ツインテ)
・エンタメ班 ボンド(デフォ)ハント(ロン毛)マーティ(議長・ヒゲ)
・漫アニゲ班 ピースケ(書記・糸目)バンホー(モヒ)リルル(デフォ子)ミヨコ(ポニ)
・スポーツ班 ロビンソン(ヒゲ)カッブ(モヒ)コノリー(ポニ)
・グル生活班 イヴ(デフォ子)ケイト(ショート)レイ(副議長・セミロング)
・趣味雑学班 フーディーニ(デフォ男) ジゼル(セミロング)

・SSS級席(SSS協会員特別枠) ガリアーノ・ガボリオ(糸目)アンジェラ(ツインテ)ミオ(ポニ)
*

二〇〇九年師走。
師匠もクイズゴッドも駆けずり回るという年末、二〇〇九年締めの日・十二月三十一日。
都内某所のアンサー協会・大会議室にて協会員による今年最後の大会議が開かれようとしていた。
全員いつも通りの黒スーツ・サングラスで着座し、黒一色な物々しい雰囲気の中、ホワイトボードの一番近くに座っていた糸目・ピースケは腕時計にて定時を確認すると挨拶代わりに咳払いを一つ。

「えー…こほん。これより、本年度最後の全体会議を始めます。まずは我等がボス、議長のマーティから挨拶を」

上座の議長席より、マーティ起立。
傍らには副議長のレイとペロペロキャンディを頬張るマルグレーテの姿が。

「おう、みんなこの年末のクソ忙しい中集まってもらってすまねえなぁ。
まあ、去年もやってるから勝手は分かってると思うが…今年の協会員視点から見る「対戦クイズ・アンサーアンサー」運営の問題点と改善点、並びに来年以降のクイズ企画等について大いに!活発に!話し合って欲しい。
という訳でシメにまとめはするがゆるりとやっちゃってくれ。以上」
「はい、有り難うございます。では、司会進行は僕、ピースケで行わせていただきたいと思います。では…」

「ちょっと待った」
上座向かって左側手前、自然科学班からピッと真っ直ぐに手が伸びる。

「はい何でしょうフェルマーさん」
「趣味雑学班の頭数が足りない。どういうことだピースケ」
「あー…まずそこですか」
相変わらずいちいち数に細かいなあ、とピースケは進行役にも関わらずあからさまに顔に出してしまい、察したフェルマーは即座に不満を露わにする。

「今日は全班三人出席の予定だろう。一人分の席が空いていても欠けていても気味が悪い。いや尻の座りが悪いと言い直すべきか」
「あの、それなんだけど」
言いにくそうに趣味雑学班のフーディーニがおずおずと挙手。

「実はさ、ウチの班的には先日大事な行事があって…」
「有馬記念か」
的確に見抜かれて、即座にフ-ディーニはうっと黙り込む。
言いにくそうに俯いた彼に代わって、臨席のジゼルが口を開く。
「ウチの班なんだけど、一部の男性陣が異様に盛り上がっちゃって、揃いも揃って大山張って失敗したみたい。リュウ君とか明日のジョーみたいになってたわ」
「リュウ…ペンドラゴンか。あいつ最近マッチングに出てないなと思ったら」
「そうそう、班内のデスクで明日のジョーごっこし続けてうざいし使い物にならなそうだったから、私とフーディーニ君以外は置いてきたのよ。燃え尽きてる人の面倒はシファーやケイトに任せてきて、マッチングはヘザーに」
「フーディーニ以外男性陣全員灰か…どんな大穴狙ったんだか…」
「シファーさんたちが難儀すぎる」
ひそひそと周囲から同情や失笑が零れ始めたところで、今度は隣の歴地社班から挙手が。

「あのー…でも席埋まってますよ?これは一体」
「良く見てみろアレキサンダ。一人ダウトが混じっている」
「えっ?…え、あああ!何で漫アニゲー担当のバンホーさんがいるんですか?!」
「ちっ、ばれたか」
ばれちまったらしょうがないな、とバンホーは胸元につけていたワッペンを博士マークからコントローラーマークへと付け替える。

「漫アニゲーが四人だから丁度良く見えたのだ。だが、俺の感覚的モヒセンサーに狂いはない」
「ちっ、同じ顔なんだから黙っていてくれればいいものを…」
「ダメだ。会議とは何もかもが均整の取れた場でなければならない。それでこそ美しい。実に興味深い」
「それ言いたかっただけなんj…」

「お黙りアインシュタイン」

「やばい!キュリーさんが真顔でお黙りって言った!怖い!」
「キュリーは恐ろしいぞ。こないだも下っ端協会員が『キュウリみたいな名前ですね』とつい口走って、それ以来姿を見ていない」
「フェルマーさん黙ってください」
「む、すまん。後で善哉を取り寄せる」
「わかっていただけたらいいんです」

「でも何で四人連れてきたのさ?」
エリオンの問いに、漫アニゲー班全員が顔を上げる。
「ピースケ書記って言っても実質司会だろ?」
「それに加えて、気が弱いじゃない?フォローしてあげないといけないだろうし」
「だったら私達がきちんと発言して差し上げないと、と思いまして」
バンホー・リルル・ミヨコさんの友愛溢れる発言を前に、フェルマーさらりと反論。

「班ごとの予算分配だな」

「ぬっ!?」
バンホーがリルルたちと同様に動揺したのを見て取って、フェルマーは一気に畳みかける。

「お前達の班は他部署と比べて随分出費が激しいからな。
煽りを食うのは大方、俺達や歴史・語学班だ。
資料が冊子類のたぐいしかない俺達学問系ジャンルに比べて、サブカルチャー系はそもそも予算を食い過ぎだ。
アニメの限定版ディスクやサントラ、フィギュアは資料と違うだろ?ん?」
いかにも決めつけなフェルマーの論調にリルルの沸点が即座に頂点に達する。
がたん、と机を蹴り上げそうな勢いで立ち上がるとフェルマーを名指し指差しで攻め立てる。

「あ、あなた達のが通らないのはそもそもの桁が大きすぎるからよっ!!冊子類だけとか嘘ばっかり!最新式の演算機器とか専門的な機具とか、とかくマニアックで単品が高い資料ばっかり購入しようとして、あれ絶対ホコリかぶるだけじゃない!!使わないでしょ!!」
「えーっ!?別に文学大全集はいいじゃん!何でいっつも却下されてるか、解せなかったんだけど!あれは問題制作でも使うし!!」
「本は図書館で借りてくればいいじゃない!特に洋物!大体誰それの翻訳したのがいいとかいちゃモンつけるから値段が跳ね上がるんじゃない!アイマスク代わりに顔の上に乗せてるか背表紙眺めてニヤニヤしてるだけのくせにーーっ!!」
髪を逆立てて反論するリルルにしゅんとなるアジモフを横目に、フェルマーは悠然としたものである。

「お前達のもデスクの上でニヤニヤするだけの代物じゃないか。
何だあの、伊●政宗か?六本も剣を持ってる時点で史実とかけ離れてはいるが…。
あれならアレキサンダにプレゼントした方が有益なのではないのか?その点、俺が選んだ機械はいずれ実践的な使用機会が期待出来そうなものばかりだ。無駄のないメタリックフォルム、削ぎ落とされた実益至上のモノデザイン。眺めているだけでワクワクが止まらない。そして美しい」
「あれは癒し!マイナスイオンの代わりですー!ってか、あんたたちだって見てるだけなら同じじゃないのー!」
「それに、歴史地理社会班だってアレキさんとボナさんパルトくん、後マルちゃんで四人ですよ!!」

「マルちゃんは別枠でしょ?そうだよねボナ」
「うんうん、俺もそう思うよパルト」
「マルちゃんは議長の隣が定位置じゃない。何か問題あるかしら?ミヨコちゃん」
「レイ副議長の意向とあらば、俺も同意せざるをえんな」
軽やかにスルーされ、涙目でリルルとミヨコ着席。

「まあ待て!!お前等いきなりヒートアップしすぎだ!!…予算に関しては、来年三月の年度末に要望をまとめて不公平のないように調整するから、今はガマンしてくれ。それよりも先に…」
マーティが慌てて場を取り仕切ろうとすると、スーツの裾をちょんちょんと引っ張る手が。

「ねえギチョウさんー、マルちゃんおやつ食べた。次は?」
「ああそうかい?そろそろグルメ班が次のおやつ持ってきてくれるから、それまでポテコつまんで待ってなさいねよしよし」
一番年下のマルグレーテにとことん甘いマーティ。いや、協会員の大半は彼女を甘やかしているか怖れている。
理由は推して知るべし、である。
最近はSSS協会員にアンジェラという友達もできたらしい。
今並んでキャッキャッとはしゃいでいるのがそうだろう。

「マルもねえー、SSSが最初からあったら一緒にマッチング出来たのにねー」
「ねー!アンジェラが早く大学卒業出来てたら良かったんだけど、残念だったねー」
飛び級って珍しいんだってねーと言いながら指先でポテコをぽりぽりつまむ天才ツインテ同士の会話を背に、情け容赦のない天才児というのも扱い辛いし逆らい辛いな、と漫アニゲー班の女性陣のみならず末席の数名がほんのりと思った。

【その頃、扉の向こうから良い匂い・続く】












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