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ゲーム二次創作中心ブログ。 更新まったり。作品ぼちぼち。

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きな臭い部屋に一陣の美味しい香り。
*

「…さて、すまないなみんな。俺の指示で飛んだ爆発騒ぎになっちまった」

「いいんですよボス」
「いつものことですから」
冷や汗混じりのススだらけになった会議室内に、乾いた笑いが浮かぶ。

「指示というよりむしろ私事で災難、だったけど」
マーティ、アフロになってもダンディな姿勢を崩さず「おい」とボンドを指差す。
「ボンド体育座りの刑な。机の上で」
「えええええええええええええ…!(何で俺ばっか!)」
「エンタ班のくせに、何のセンスもないジョークはマイナスペナルティものだ!これからもせっせと接待プレイでどんどん体育座りしてこい!全く…」

舌打ちするマーティの隣で舌打ちするレイ。
凍り付くマーティ。
凍り付く会議室。

そこへ、ノックと共に再びグルメ生活男性陣が。

「レイさん、年越しソバ持って参りました!」
「あら、ご苦労様。誰かさんと違って貴方達は有能で実直だから頼もしいわぁ」
じくじくと間接イヤミ攻撃に耐えるマーティをよそに、卓上へと差し出されるあつあつの天ソバたち…。

「やべえ、久しぶりのエビ天だあ…」
「かきあげにも小エビが入ってやがる…ううっ、うまそうだなあもう」
舌なめずりと喉を鳴らす音が、そこかしこから聞こえてくる中、近付く足音。

「あら、おそば!もうそんな時間になってたんですね!」
と、ここで空気を読まずミオが帰社。
あつあつのソバを目前に凍り付く協会員たち。

「おおっ、ミオさん!ソバ出来てんすよ、ささ、どうぞ!」
「あっフォードさん!私のおソバ大盛りにしてくださったんですね!有り難うございます!」

「・・・」「・・・?」「み、ミオちゃん…?」

心中密かに狙っていたであろう、協会員男性陣の心の叫びを代弁してハントが「そういう仲なの?」とやんわり問いかける。
すると、ミオは満面の笑みを浮かべて「いいえっ!」と爽やかに即否定してきた。

「私ヒゲフェチなんです」
「は」
「ヒゲの似合う男の人大好きで…高校時代も『ヒゲ部』作りたかったくらいなんですよ。ちょびヒゲとか無精ヒゲとか、男のダンディズムですよね!この協会ってヒゲの方多いから、それで就職したようなものですし!」
「だから、ボス含めて俺らヒゲとは仲良しだもんねー♪」
ねーっ♪といつの間にやらしたり顔で仲良しヅラしているフォードにヒゲ除く男性陣全員からの殺気眼ビームが突き刺さるも、グルメ班の味見(毒味)役フォードは涼しい顔で配膳するばかりであった。
(はっはっは、悔しがるがいいロン毛ナンパ師め!キザでイケメンばかりがもてると思うなよっ!)ねえミオさん、仲良しって」
「いいですねー♪…ああそうそう、ボス、お菓子買って帰りました!グルメ班の方にお渡ししたので、後で皆さんで食べてくださいねっ!」
「ああそう、お疲れ」
「まあ、そういう趣味…もとい事情だったの。いいのよミオちゃん、お疲れ様♪」
「はいっ!レイさん有り難うございます!」
どうやら得心がいった様子のレイだが、その足を思いっきりピンヒールで踏まれているマーティは「ごほっごほっ」と不自然な咳払いでごまかし「来年はグルメ班に特別支給を出してもっと豪勢なものを作ってもらおうかー」と棒読みで明後日の方向を見たまま禁断の予算話をそれとなくあからさまに切り出す。

レイ様、満点の笑みとなり足下を静かに組み直した。

【レイ様には誰もかなわない・夜も押し迫って参りました・続く】












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