いつもお越しいただき有り難うございます。ハチヤです。
ずるずるだらだらと続いております、このブログのメインカテゴリ「An×Anしようぜ!」の夏編、ようやく最終へと進めそうです。これも読んでくださる皆様のおかげで、本当に感謝しきりであります。
制作も更新も、本体のスペック向上がままならぬためにやはり例に漏れず不定期ぼちぼちなのですが、お暇な時にふらりと立ち寄っていただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ハチヤでした。m(__)m
*
庵「さて、やっとの九州上陸編です。この話で夏編は終了予定なのですが」
晶「中の人はまだ半分も書けてません。けしからん有様ですね」
敦「タイムチャートが出来てないとか涙目でしたが」
夏彦「敢えて右から左へ受け流す、と言えばいいんだなこういう時は!(エンタ問で覚えたぞ!)」
庵「(ヒゲ先輩、ネタ的にまた微妙なのを出してくるな…)」
大輔「いや、右から左へスルーされてたまるか!九州は俺の庭だ!そしてここで地元をアピールしてあのヒトに…!」
晶「ダウト!ダウトダウトダウト!そうは僕がいかんざきだよ!」
大輔「ふっ、お前の発言そのものがダウトだ晶!バージョン1にインフレはあってもダウトはない!」
晶「大丈夫です、これを読んでくださってる方々は丁度チャレンジクイズ:うそつきダウトを楽しまれている最中ですから!僕は時の向こうの超最新情報も網羅しているんですよ!」
大輔「そういいつつも今作中の時間軸は2008年8月・しっかりバージョン1ですから。残念ダウト失敗だ!」
晶「うそつきダウトの仕様とクイズの所作を知っている時点で、既に大輔さんもダウトじゃないんです?」
大輔「なにぃ!謀ったな晶…!ならば俺は勝率八割の爆破クイズでお前を沈めてやろう!」
晶「ふふっ、望むところですよ…!」
…
庵「場外乱闘の収集がつかないので、本編いきますお」
夏彦「得策だな。…では皆さん、ゆっくりしてってくれよな!」
*
九州の夏、糸目の夏。
【前回記事にて、またも多数の拍手有り難うございました…。】
*
「いやあ、暑いな!」
それさっきから何度も聞きました、と言い返す気力も起きないので「はあ」と気のない返事を返す。
すると、「情けねえぞ!」と地元民から即座におおらかな声音で言い返されてげんなりと「すみません」と答えるも、既にカラカラの喉はそれだけでヒリヒリと痛んだ。
車内のラジオから聞こえた今日の福岡市内の日中温度、38.6度。
ありえない気温に加え、外気は天日によってカラカラに乾されて自分の体内から絞り出される汗のべたつきで更に水気が抜けて苛立つ。湿気混じりの熱気で蒸されるような事態だけは避けられているものの、気怠さが増すばかりの身体には細く開いた窓の風も熱風のようだ。
嗚呼、何で僕以外の皆さんはこんなに平気な顔してられるんだろう。
「敦、大丈夫?目が死んでるよー」
「あう、晶先輩…九州暑すぎますぅ」
「どんどん気にせず水だかジュースだか飲んでマメに水分補給してね。熱中症になるよ」
「はいぃ」
前の席から手渡されたスポーツドリンクをぐっと喉の奥に押し込んで、一息つく。
車内のクーラーは冷房に口うるさい夏彦も黙認の限度一杯MAX値なのに、生ぬるく感じる。
野郎五人の体温でほのかに汗くさいのもいけない。
何より、車酔いはしてないはずなのに、身体が重くてたまらない。
はしゃぎすぎたのかもしれない。
「もうちょいで博多駅前だぞ敦。頑張れ、とんこつラーメンまで後少しだ!」
「いや、ラーメンは晩にとっておけ。昼は何か簡単に済ませた方がいいだろう、穴場へ連れてってやる。ここらへんまで来れば庭みたいなもんだからさ」
懐かしいなあ、と感慨深げに窓を開けて外を眺める大輔さんに「更に温いんで閉めてください」と言えぬまま、僕は反対に左側の窓にもたれかかるようにして九州の街並みを見つめていた。
この暑い中で、ラーメンとか胃袋に入るだろうか。
つけ麺か冷麺食べたい…と言ったら怒られそうで怖いなぁ。
決めた。
今決めました。
今度九州旅行来る時は、絶対に冬にしよう。
…ああ、冷たい甘酒飲みたい。実家のクール甘酒飲みたいなー…。
意識が遠のくのを堪えつつ、心の中でぶつくさ文句を垂れてる間にも先輩達は元気にマシンガントーク真っ最中。
関西圏の人たちって本当に元気でよく喋りますよね。圧倒されっぱなしです。
そんな事を思いながらの旅路。
僕たちアーサー大クイズ研究部+αの車は博多市内を軽快に疾走していた。
【2008年8月9日昼・現在地:博多市内・これから話は数日前に遡ります・続く】
「いやあ、暑いな!」
それさっきから何度も聞きました、と言い返す気力も起きないので「はあ」と気のない返事を返す。
すると、「情けねえぞ!」と地元民から即座におおらかな声音で言い返されてげんなりと「すみません」と答えるも、既にカラカラの喉はそれだけでヒリヒリと痛んだ。
車内のラジオから聞こえた今日の福岡市内の日中温度、38.6度。
ありえない気温に加え、外気は天日によってカラカラに乾されて自分の体内から絞り出される汗のべたつきで更に水気が抜けて苛立つ。湿気混じりの熱気で蒸されるような事態だけは避けられているものの、気怠さが増すばかりの身体には細く開いた窓の風も熱風のようだ。
嗚呼、何で僕以外の皆さんはこんなに平気な顔してられるんだろう。
「敦、大丈夫?目が死んでるよー」
「あう、晶先輩…九州暑すぎますぅ」
「どんどん気にせず水だかジュースだか飲んでマメに水分補給してね。熱中症になるよ」
「はいぃ」
前の席から手渡されたスポーツドリンクをぐっと喉の奥に押し込んで、一息つく。
車内のクーラーは冷房に口うるさい夏彦も黙認の限度一杯MAX値なのに、生ぬるく感じる。
野郎五人の体温でほのかに汗くさいのもいけない。
何より、車酔いはしてないはずなのに、身体が重くてたまらない。
はしゃぎすぎたのかもしれない。
「もうちょいで博多駅前だぞ敦。頑張れ、とんこつラーメンまで後少しだ!」
「いや、ラーメンは晩にとっておけ。昼は何か簡単に済ませた方がいいだろう、穴場へ連れてってやる。ここらへんまで来れば庭みたいなもんだからさ」
懐かしいなあ、と感慨深げに窓を開けて外を眺める大輔さんに「更に温いんで閉めてください」と言えぬまま、僕は反対に左側の窓にもたれかかるようにして九州の街並みを見つめていた。
この暑い中で、ラーメンとか胃袋に入るだろうか。
つけ麺か冷麺食べたい…と言ったら怒られそうで怖いなぁ。
決めた。
今決めました。
今度九州旅行来る時は、絶対に冬にしよう。
…ああ、冷たい甘酒飲みたい。実家のクール甘酒飲みたいなー…。
意識が遠のくのを堪えつつ、心の中でぶつくさ文句を垂れてる間にも先輩達は元気にマシンガントーク真っ最中。
関西圏の人たちって本当に元気でよく喋りますよね。圧倒されっぱなしです。
そんな事を思いながらの旅路。
僕たちアーサー大クイズ研究部+αの車は博多市内を軽快に疾走していた。
【2008年8月9日昼・現在地:博多市内・これから話は数日前に遡ります・続く】
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