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ゲーム二次創作中心ブログ。 更新まったり。作品ぼちぼち。

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の、前に。
*

「…っあーーー…」
形容しがたい嘆息をこぼして、大輔は車内からそっと目当ての店の玄関へと視線を投げる。

今日も今日とて炎天下の中、外にはぞろぞろと「あつかとなー」「ほんとにかなわんとね」とタオルで顔拭き拭き、歩道の端に行列を為す一団がずらりと続いている。もうそろそろ二時前だというのに、昼飯のピークを過ぎてなお列を成すとんこつマジックとはこれいかなるものか。
続いて窓から顔を覗かせる面々の期待が高まる中、大輔は一人しかめっ面で「どうすっかなあ」と思案に暮れていた。

「今行ったらぜってえ気が立ってる。間違いない。混んでる時に声掛けると怒鳴られっからなあ…」
大声で頭から来られると反射的に身が竦むから嫌なんだよ、と大輔は鬱陶しげに蒸れた頭を掻く。
「しかも今勘当されてる身なんでしたっけ」
僕らのせいですみません、と頭を下げる晶に、大輔は「百一回以上されてっから」と苦笑いを返す。

「という訳でだ」
「はいなんでしょう大輔さん」
神妙な面構えで眉間に眉を寄せたまま、大輔はうむと頷き口を開く。

「しばらく天神の方行って遊び倒す」

「ななななんだっt(ry」
「挨拶行かなくていいんですか!!」
「だから言っただろ!?今行ったら確実にラーメンのだし汁にされる。
即座にな!
…という訳で、昼メシタイムが終わって片付けが一段落する五時以降まで、天神まで出てヴィーゴで早押ししまくる!どうだ建設的だろうが」
「それって現実逃避なんj…」
「戦略的撤退と言え敦。せっかく駅前にある美味いアイスを出す鯛焼き屋に連れてってやろうと思ってたんだが…」
「よろしくお願いいたします」
「うっし、庵は良く分かってるな」
「俺も食うぞ!運転は任せておけ!」
「オッケーです夏彦さん。ついでに安いコインパーキング知ってるんでそこ停めて、隣のマイステヨツハシカメラ店でまずは一押し!」
「オッケイ!!」
「えっ、ちょっ、お昼は…」
「晶、東京のと違って本店のはチャーシュー大盛り二枚重ね味玉二個がデフォだ。鯛焼きで小腹満たして、夜に備えておけ…でないと胃袋はち切れるぞ」
思わせぶりにニヤリと笑う大輔に、真面目に突っ込むべきかスルーして冷静な判断を促すべきか晶が迷っている間に、助手席の庵は早くもおやつと夕飯に思いを馳せてニコニコ上機嫌である。

「おおお…チャーシュー大盛り!楽しみですお(*´ω`)!」
「(ダメだこの天才…早くメシを食べさせないと…!)」

早速大輔の術中にはまる面々であった。

【8月9日・という訳で天神エリアへ・次回感動の対面・続く】












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