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ゲーム二次創作中心ブログ。 更新まったり。作品ぼちぼち。

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俺の本気を見るがいい。

|ω`)…(二回連続でタイトルコピペミスってました。俺のバカ!)
*

第二試合:早押しクイズ(40PT先制)
ダイちゃん選択>スポーツ(これで終わらせる)
あんどうなつ選択>自然科学(動揺すんな、これで切り返す)
スポーツ×2問・自然科学2問+エンタ・趣味雑学スロット装填完了。
(※問題は白黒反転で全オープン出来ます)

第一問:スポーツ
「第73回選抜高等学校野球大会の出場チームが使った事で有名になった、ドロップのような変化をさせる縦回転のカーブを何と言う?」

「はい」大輔PUSH!

回答文字制限:無し
回答文字群:【ぎ】【V】【ド】【シ】

【ぎのざカーブ】○ 正解!+10pt

「(そのタイミングで押せるのか!)」
夏彦の見切りポイント予想も早く、しかも大輔は的確に問題を見越して押してきたのが分かった。
…いや、ここ数週間いつも対戦してた分だけ、相手の見切りポイントは理解していたはずだ。
はずだったのだが。

第二問:自然科学
「差が 2 の2つの素数の組のことを、何素数と言う?」

「はいっ」大輔PUSH!

回答文字制限:無し
回答文字群:【メ】【ふ】【ハ】【セ】

【ふたごそすう】○ 正解!+10pt


「(なっ…嘘だろ!)」
またしても、今度は明らかに3秒以上の差で押し負ける形で大輔に問題をさらわれる。
おかしい。
普段の見切りポイントよりも、明らかに早いタイミングで押し込んでいる。
普段とて手抜きをする奴でない事くらい百も承知、とすると…半ばダイブ状態で見切って押してきてるのか?
しかし釣られたら自爆、取られても…おそらく大輔に誤答を望むのは難しい…夏彦は否が応でも攻めなければならない状況に追い込まれている事に気付いて更に焦りをひしひしと感じた。

第三問:スポーツ
「1996年のプロ野球で巨人が起こした「メークドラマ」。最大何ゲーム差をひっくり返した?」

「はいっ!」大輔PUSH!

「(また…!)」
今度はコンマ10秒差で押し負けた夏彦だったが、大輔側に表示された回答群で「??」と混乱する。
夏彦自身は、「メークドラマ」を答えさせるものと踏んでいたのだが。

回答文字制限:無し
回答文字群:【0】【1】【2】【3】

「(数字?!)」
何聞いてるんだこれは、と夏彦が思う間もなく、大輔は一瞬逡巡した後、迷わずに回答を選んでいく。

【11.5】○ 正解!+10pt


まずい。
次、自分は押しても押さなくても、大輔は確実に飛び込んでくる。
しかもこの正答率の高さと正確さに夏彦は舌を巻く。

あいつ、本気出したらここまで出来たのかよ…!

第四問:自然科学
「歯の治療にも用いられている、水銀と他の金属との合金を何という?」

「はいっ!」大輔PUSH!

なりふり構わず夏彦が押し込むも、コンマ0.1秒差で大輔が回答権を奪取する。
問題の冒頭を見た瞬間、夏彦は「負けたか?」と眉をひそめた。

回答文字制限:無し
回答文字群:【ニ】【フ】【ア】【メ】

【アマルガム】○ 正解!+10pt

大輔40pt先制・勝利!

「(やっぱりなぁ)」
俺でも「歯の治療」が見えたらアマルガム行くなあ、と夏彦は台に突っ伏してがっくりと肩を落とした。
勝利の瞬間、先程の倍以上の大歓声に大輔は一度席から立ち上がり一礼すると、更に拍手が増した。
気付けば汗びっしょりな顔面を拭って、夏彦も立ち上がると大輔に手を差し出す。
お互いにがっちりと握手しながら「お前爪隠してやがったな」と夏彦はチクリともの申す。
大輔はにやっと笑って「普段はあそこまでやらないんすよ」と僅かに疲労を見せたものの、どこかまだ余裕さえ窺わせた。むかつくが、これなら負けて悔い無しでもあった。

「は~い、おひげの白衣さん残念でした~☆敗因はずばりなんですか~?」
アイアイの空気読まないインタビューにも、夏彦は機嫌良く「実力差じゃないのか?」と平然と答える。
清々しい返答に、会場内からも温かい拍手が帰ってきた。

どこかやり遂げた漢の顔になっている夏彦に、中堅・晶の顔元は厳しい。
夏彦に対してのがっかり感でなく、次に対戦する相手の実力は既に知っていると思い上がっていた事に気付かされてしまったからだ。

大輔は強い。庵ほどではないが、普通に強い。

正直、オールジャンルで考えるなら庵と大輔の次くらいに自分で考えて良いかなぁなんて漠然と思っていた自分だったが、思い上がりも甚だしい。庵はいつでも全力で強いが、大輔はTPOで更に実力を上乗せ出来るような相手だったのである。

たとえ、今ここで負けても庵がいる。
確実に、大輔と小野田はしとめられる猛者だと幼馴染みながら信じている。

しかし。

それでは意味がない。意味がないのだ。

ちら、と背後で控える御大将の姫君を見つめる。

ふと、とある時代劇の悲劇のヒロインを思い出す。
可憐な少女だが、忍びの跡取りながら何の忍術も使えぬ少女。
一途に結ばれない運命の相手である、里の怨敵たる敵首領の孫を想い、苦悩する姫君。
…洋装のコスプレながら和装も確実に似合う絶世の美女である彼女に、健気な恋する姫君を連想している時点で自分妄想乙である。
もっとも、杏奈も有名女子大に通う才媛、普通の相手なら全く引けを取らない実力者だろうが相手はクイズバカ揃いだ。早押しスピード等、特化能力を考慮するとどう考えても分が悪い。

そんな杏奈の表情は、どこか硬い。
重ね着になる赤頭巾衣装のせいかもしれないが、どこかぽうっとしていて心ここにあらずな印象を受ける。
どちらが勝利しようと、一人は見知った相手がいる訳だからどちらへ転ぼうと問題はない…安全面的な意味では、だ。

だが、翌日彼女の傍らにいる自分でありたい。
そう願うなら、自力で大輔に勝たねばならない。

友の能力に頼って勝ち残りたくはないし、仮に自分が負けて庵が残り勝負全てに勝ったとするなら、杏奈の隣にいるのは庵になって然りではないか。

杏奈の不安げな視線の先には、何故か庵の背中がある。
「こっちのチームも応援してほしいなー」とおどけて会場へアナウンスする庵の背中を、何気なく、でもしっかりと目で追っている。
彼女が誰を一番頼りにしているのかが分かる。それが、実は晶の一番の不満でもあった。

ちょっと、むかつくな。
でも、今日くらいは僕がヒーローになったっていいよね。

先日交わした公約もある。
大輔には、絶対に勝ちたい。
勝たねば、男の立つ瀬がない!

「それじゃあ、A大Q研中堅のアッキーさんどうぞ~」
アイアイのアナウンスで、会場内がにわかに活気づく。一応、元有名人のネームバリューは九州でも健在らしい。
女の子の歓声がやや多めなのは嬉しいなあ、と思いつつ、そこそこに会場へ手を振り愛想を振って、晶は真剣な面持ちで大輔と対峙した。相手も視線のみを交わして既に察したようで、夏彦の時とは違う負けん気を漲らせて不敵に笑い返した。

【8月12日・ロン毛出撃・大輔お待ちかね・続く】












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